2016年 07月 22日
【中小企業診断士】経済学 最後の復習シリーズPart3
やっと週末金曜日、真っ直ぐ帰宅?そうしましょう。
こんばんは、 Xレイ です。
今日もやってきました、連日のエコノミクスアワー。
一次試験も間近となりまして、この時期は本家一発道場をはじめとした他の受験ブログも一層充実してまいります。
当ブログも負けてはおられません。
このように、本隊では一歩下がった位置のメンバーが別ユニットを立ち上げ活動と、まるでうしろゆびさされ組のような存在ではありますが、その本隊にも負けないようがんばってまいりましょう。
それでは。
主要領域を箇条書きスタイルで最後の復習。
前回に引き続き『マクロ経済短期分析』と題しまして、今回は『IS-LM曲線』と『マンデルフレミングモデル』。
ここはきちんと学習してきたところと思います。
随所にグラフを載せますので、サッと視覚的に確認していきましょう。
新たに得る知識は無いはずです。
マクロ経済短期分析
※ケインズ学派の、財市場(45度線分析)、貨幣市場、IS-LM分析、マンデルフレミングモデルは、すべて物価水準一定の仮定。それを常に念頭に置く。
【IS-LM分析】
※問われるところは、IS曲線とLM曲線の傾きやシフト、グラフで見る超過供給と超過需要、クラウディングアウト、流動性のわな。
1.IS曲線とLM曲線
LM曲線:
傾き~「○○の利子率弾力性が分母」
IS曲線の傾き: 〔c:限界消費性向 b:投資の利子率弾力性〕
LM曲線の傾き: 〔a:貨幣需要の所得弾力性 b:貨幣需要の利子率弾力性〕
シフト~「景気が良くなりそうなら右シフト」
IS曲線シフト~拡張的財政政策(政府支出増加、減税)で右シフト
LM曲線シフト~拡張的金融政策(貨幣供給量増加)で右シフト
2.超過供給と超過需要
3.クラウディングアウト
・クラウディングアウト無し
①LM水平(利子率が一定) ②IS垂直(利子率と投資が無関係)
4.流動性のわな~利子率が一定水準以下になると、貨幣需要の利子率弾力性が無限大に。
「金利がほぼゼロ→タンス預金の方がいいや」ということ
【マンデルフレミングモデル】
〔資本の完全移動、小国開放経済の仮定⇒常に〔自国利子率=外国利子率〕となる〕
(1)変動相場制の場合
①財政政策(IS右シフト)金融政策(LM右シフト)で利子率変動
②海外から資本流入or流出
③為替レート変動
④IS曲線の純輸出(輸出-輸入)が変動し、IS曲線シフト
⑤利子率は再びBP曲線上に戻る
(2)固定相場制の場合
①財政政策(IS右シフト)、金融政策(LM右シフト)で利子率変動
②海外から資本流入or流出
③為替介入
④LM曲線の貨幣供給量が変動し、LM曲線シフト
⑤利子率は再びBP曲線上に戻る
※ポイントは為替。その変動(変動圧力)に対してどうなるか。
その為替の変動(変動圧力)をグラフから読み取れないから一見難しい。
(参考記事)変動相場制の場合、固定相場制の場合、国際収支の動き
今回は、以上です。
それでは、また。 Xレイ
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