2016年 08月 24日
【2012】歴史で学ぶ事例Ⅱ
事例Ⅱは当意即妙
意 味: その場その場に応じて機転をきかすこと。また、その場の雰囲気に合わせて、すぐさま気のきいた言動をすること。
事例Ⅰが明鏡止水とするなら、事例Ⅱは当意即妙。相手(試験委員)の言い分にただ頷ずくだけでは物足りず、散らかった根拠を整理し、
ではこうしたらいかがでしょう?
と当意即妙に提案する所までが解答要求範囲。
□事例Ⅰ・Ⅲとの違い□
市場変化は早いから、既存知識類推で解答できる事例Ⅰ・Ⅲと要区別。
既存知識枠に沿う根拠を探すより、大事な根拠をどこに使うかを重視。
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□フレームワークで時間短縮□
とはいえ只でさえ忙しい事例Ⅱ。
2つの手持ちフレームワークを活用し、解答時間短縮。
①思考のフレームワーク
→3C・4P・PDCAなど。
状況整理や思考のモレをなくすのに便利。
★【事例Ⅱ】過去問から学ぶ (解答要求)
【スト生向け2次対策】事例Ⅱへの対処
企業経営理論:2次を意識した学習法 (4P)
事例II: 気宇壮大な主演女優+α
②記述のフレームワーク
→「ひな形」を意味し、工程/時間短縮に有利。実用例はIT業界。
【事例Ⅱ】必見!新規事業の解答フレーム
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□マーケティング知識□
思考フレームワークを固めたら、次はその枠内に必要知識を詰め込む。
【事例Ⅱ】魅力あるB社はCRMから (CRM)
事例Ⅱ:多すぎる根拠に大忙し
その他マーケティング知識
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□記述力□
事例Ⅱのもう一つのハイライトは、字数×配点の千変万化。
なぜそうなのか+ではどうするかを読み解き、
編集ゲームを楽しむ位の気持ちで臨む。
編集力で差をつける
得点を安定させる「ストラックアウト戦術」
【2次道場】論述対策:採点者に伝わる解答を書くトレーニング
事例Ⅱ:配点のバラツキと時間配分
読む→ここも本質は不変。「Ⅰ」は根拠を予想し、「Ⅱ」は根拠から予想。
考える→全て考えていたら時間足りない。大事なのはSTPのSとT。
書く→解答編集力による点差は縮小。読みやすい文章で当たり前に。
・そもそも題意が当意即妙=現場対応。ノウハウではなく実務センスで点差。
・「Ⅰ」「Ⅲ」と異なり、唯一事業提案する所まで解答要求。
・散らかった根拠の整理、解答編集力でノウハウの活躍余地あるが、程々に。
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