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【運営】過去問タテ解き #2生産計画、調達

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「ボク達が受験生を応援します!」は過去。読み手が「応援したい」ブログを選ぶミライが始まる


過年度化=合格するまで諦めない!
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最新合格体験記に出会う時期は毎年ワクワク。それは以下傾向が毎年顕著だから。
  • 過年度合格:苦節幾年。マイ合格ノウハウ+マイ受験校を絶賛、オススメ。
  • 短期合格:試験実態を踏まえ、自分の合格に謙虚。
なぜそうなのか?
  • 数字の事実として、当試験は加齢とともに合格率低下。
  • 数字から導く仮説として、受験が長引くほど合格率低下(←要検証)。
  • 過年度化とは、学習するほど合格率が下がる逆機能との闘い。
  • そこから救ってくれたマイ受験校。そこを脱したマイノウハウを誰かにお伝え。
するとどうなるか?
  • 情報非対称性解消に加え、オススメ過年度⇔現実直視の短期合格に二極化。
  • 当試験の勝ち方は年842通りがマイベスト。オススメ・自慢で何をしたいの?

その答えは簡単。資格試験=勝てば官軍。2択の中から好きな方を選ぶ。

合格することが目的→最後まであきらめず合格するまで受験
合格は何かの手段→過年度生の弱点を観察してその逆をやる。


■過年度生の弱点の観察結果■

過年度生の特徴は、「1次」が予選、「2次」が決勝との思い入れ。

最近話題の「GRIT」とは、「歯をギシギシ言わせ何か困難に立ち向かう」状態。スト合格者⇔過年度生では、この「GRIT」を掛ける時期が異なる。
  • ト合格者:「1次」基本講義期10~4月でまず「GRIT」。5月~はペース維持。
  • 過年度生:答練人並み60点。5月に慌て、そこから苦節幾年ずっと「GRIT」。

スト合格するノウハウはない。しかしやってることにソツがなく、結果的に無駄も少ない。

2日目:回転式学習
3日目:週20h学習
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なぜ週20h学習?→学習効率が良く、実力が最も伸びる所まではやる。
するとどうなる?→自分の学習状況によりレイティングで補正。
週20hとは、あくまで「標準」。
  • 教室講義INPUTの時間ロスが少ない独学者なら、週15h。
  • 教室講義+予復習に10hかかる通学生なら、週20h。
  • 通学生かつ簿記に1日30分、週5hプラスするなら、週25h。
学習時間目標とは「自分が最も心地よく効率良い」と感じる学習ペース。だから標準20h±5hでレイティング。そして「1次模試420点」「1次500点」の如く定量スコアで効果測定し、自信たっぷり「2次」に乗り込む。

では「運営」タテ解きコピペの前に、ここで一息。



070.gif070.gifコピペここから071.gif071.gif


■今日のタテ解き

今日の#2は生産計画+調達。工場におけるCコスト、D納期の重要論点。

スケジューリング →H23第3問(B)、第10問(D)、H24第14問(B)、H25第11問(B)、H26第10問(C)、第11問(B)、H27第10問(A)
需要予測→H24第11問(C)、第13問(B)、H25第10問(A)、第37問(A)、H27第9問(C)
在庫→H23第11問(A)、第14問(C)、H24第10問(C)、第36問(B)、H25第32問(B)、第33問(B)、H26第9問(B)、第37問(A)、H27第11問(C)、第14問(A)、第35問(A)

当論点は、点数取らせることが目的ながら、たまにヘンな出題をして変化をつけ、的を絞らせない意図あり。そんな変化球を見逃す力もタテ解き効果。


■スケジューリング■
H26第10問 Cランク
受注したプロジェクトを遂行するために必要な作業の先行関係と所要日数が以下の表に与えられている。1日の作業遅れがプロジェクトの所要日数に影響する作業の数を、下記の解答群から選べ。
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×ア 2個
×イ 3個
○ウ 4個
×エ 5個
当問は、テキスト知識「PERT」「クリティカルパス」を問うが、初見の形に捻ってCランク。逆に当問が解ければ「PERT」「クリティカルパス」は常に解ける。もし間違えたらしっかり復習。良問。

H26第11問 Bランク
ある工場では、2つの生産設備を用いて2種類の製品A、Bが生産可能である。以下の表には、製品1単位を生産するのに必要な工数と製品1単位当たりの利益、および各設備において使用可能な工数が示されている。
 使用可能な工数の範囲内で製品A、Bを生産するとき、下記の解答群に示す生産量の組(Aの生産量、Bの生産量)のうち、総利益を最も高くする実行可能なものはどれか。
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ア (10,0)
イ (7,0)
ウ (0,5)
エ (6,2)
む、これ何の問題?と感じたら正しい。当問は、線形計画法=総利益を最も高くする=最適セールスミックス(「財務」)の問題。だがこの線形計画法、「事例Ⅳ」に毎年出る、出ると言われて出た試しがない。もし出すと「Ⅳ」で20点以上の差が開いてしまうので「今年も出ないだろうな」と思いつつ、ヤマ張ってみるのも選択肢の一つ。

※正しくは「生産計画」に属し、「スケジューリング=PERT等」とは多少意味合い異なる。だがその辺りはご愛敬。


■需要予測■
H27第9問 Cランク
ある会社では、商品の需要予測に指数平滑法(平滑化定数α=0.4)を用いている。当期の需要予測値75に対し、需要実績値は55であった。次期の需要予測値として、最も適切なものはどれか。

△ア 63
×イ 65
○ウ 67
×エ 69
「指数平滑法」を知らずとも、なんとなくアかウになったはず。当問の様な計算問題は教育効果が高く、一度見た問題への対応力に秀でる診断士受験界では、もし今年出たらAランク。通常年は文章題が出るから当てやすい。


■在庫・経済的発注量■
H23第14問 Cランク
生産・販売活動における在庫に関する記述として、最も適切なものはどれか。

△ア 安全在庫は、経済的理由から補充量をまとめることによって発生する在庫で、その低減方法に段取りの費用や発注の費用の削減がある。
△イ エシェロン在庫は、需要と供給の不確実性が原因で保有する在庫で、その低減方法に調達リードタイムの短縮や予測精度の向上がある。
○ウ 見越し在庫は、需要の波のために必要となる在庫で、その低減方法に販売キャンペーンや低需要期の価格割引などによる需要の波の平準化がある。
△エ ロットサイズ在庫は、多段階在庫システムにおいて対象とする在庫点とその下流にある在庫の合計で、末端に生じた変化をリアルタイムに各在庫点に波及させて表現できる
当問も「運営」に特有の出題で、正解選択肢を4つ並べてから、主語を3つ入れ替え。ア→ロットサイズ在庫、イ→安全在庫、ウ→エシュロン在庫に直すと全て正解選択肢。だから4つの知識をありがたく教わる。良問。

なおテクニカル的には、当問のように「全てもっともらしい選択肢」の場合、誤りを探すより「主語を入れ替えてみる」と解ける可能性がある。本試験で困ったらトライ。

H27第11問 Cランク 経済的発注量 「事例Ⅳ」出題可能性あり
1個当たりの在庫保管費(円/個)、1回当たりの発注費(円/回)、安全余裕および総需要量が経済的発注量に及ぼす影響に関する記述として、最も適切なものはどれか。

△ア 安全余裕が増加すると経済的発注量は減少する。
×イ 在庫保管費(円/個)が増加すると経済的発注量は増加する。
×ウ 総需要量が減少すると経済的発注量は増加する。
○エ 発注費(円/回)が減少すると経済的発注量は減少する。
王道論点「経済的発注量EOQ」の理論問題。筆者はうっかりアを選んだが、じっくり読めば正解エは選べる。経済的発注量は「事例Ⅳ」出題可能性があるので、嫌がらずに計算問題を解いておく。

H26第9問 Bランク
ある製品をロット生産している工場で、以下の表に示す5日間の需要量(個)に対する生産計画を考える。製品を生産する日には、生産に先だち段取りが必要で、1回当たり段取り費5,000円が発生する。また、生産した製品を当日の需要に充当す
る場合、在庫保管費は発生しないが、翌日以降に繰り越す場合、繰越在庫量に比例して、1個1日当たり10円の在庫保管費が発生する。
 生産計画の案0は1日目に5日間の総需要量700個を生産する計画で、総費用(段取り費用と在庫保管費の合計)は16,000円になる。 案1~案4は総需要量700個を2回に分けて生産する計画である。これらの中で総費用を最少にするものを、下記の解答群から選べ。
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×ア 案1
○イ 案2
×ウ 案3
×エ 案4
当問は一見「生産計画」の出題に見えるが、「段取り費」や「在庫保管量」を最小にする組み合わせを求める、つまり経済的発注量EOQの応用論点。題意をそう察すると、案1~4の試行錯誤で値を求め、案イを選べる。


■今日のまとめ■
ストレート合格するノウハウはない。でも過年度生の弱点を観察しその逆をやるとそれに近い。従い、
  • 彼等は「2次」=決勝との思いから、戦力投入が逐次分散遅れ気味と観察。
  • 「運営」の週20h「GRIT」学習で、「事例Ⅲ」を戦えるレベルに知識を仕上げ。
スト合格=たまたまなのは、倍率設定の都合であって。
  • 「合格する努力・実力」までは狙い定めて到達可。
  • その時大事なのは「店舗」ではなく「生産管理」。
  • 昨日の#1基本用語+レイアウト、今日の#2生産計画+調達までが最重要論点。
ではまとめ。
・加齢に従い合格率低下。今年で勝ちに行くか、来年勝つかは自分で選ぶ。
・「GRIT」では才能×努力=スキル。この努力とはPDCAのD。今日は週20h学習の話
・スケジュール、需要予測、EOQ。計算問題は簿記同様に問題解いて、解き方体得。
・「運営」本試験の計算問題は原則当たるサービス問題。ここの得点力を磨くなら今。
byふうじん
ストレート合格は、勢いではなくリズムで勝負。

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by dojonagoya | 2017-01-06 05:25 | 中小企業診断士試験

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