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昨日に引き続き。

またまた登場の和尚です。
いつまで続くことやら。

前回のお話でもしたとおり、日本人はお金についてはあまり教育されてこなかったこともあり、非常に

鈍感というかウブ

であると私は思うのです。

ふん。

といいますのも、こないだとある創業希望の方が来て、
「資本金の3百万円では資金が足らないので、どっかでお金借りたいのですが」
という相談。
よくよく聞いてみると(あまり詳しく語れませんが、フィクション散りばめておきます)
・業種はサービス業。うーん、ざっくり言うと「犬の散歩しといて」とか「お留守番お願い」とかの便利屋さんというような感じ(実際は違う)
・創業するためのコストがすごくかかった
・家賃の支払い(月25万円)にもこと欠いている

ここまで読んで「あれれ」と思った方、鋭いです。
この業種で25万円の家賃??店構える必要あるのか?とか思いません?
このほか交際接待費に消えた額が・・・多くは語るまい。

そもそも、資本金というのはストック=資産に使うべきもので、まあ多少のPLで消えるものは仕方ないとしても、最終的には
「投資」
という考え方で、いつかは将来の利益で回収すべき筋合いのもの、と考えるべきなのです。
こういうコストをイニシャルコスト(初期投下費用)といいます。

では、普通のコスト(ランニングコスト)はどこで調達するのか?
当然です。売上です。

だから、こういう式がシャチョーさんの頭に入っているかな??といつも疑問に思うのです。

売上-ランニングコスト-(イニシャルコストの何割か)>0

上記の交際接待費、これイニシャルコストと考えるならば、例えば10年で回収するためには、やはり1/10以上の利益が必要、という話になるんだよね。

経営におけるフローとストックの回収の考え方、

このブログでおいおい、だらだらと書いて行ければ、と思います。

合掌。


by dojonagoya | 2016-05-25 12:00 | エッセイ

中小企業診断士一発合格道場からスピンアウトした6代目とその仲間たちのブログです。


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