2016年 08月 11日
センス⇔ノウハウの休戦提案
自分が知りたいことが、
たまにポンと置いてある。
たまにポンと置いてある。
試験合格前後を問わず、試験ブログに毎日目を通す理由がこれ。そして最近見つけた良記事2つ。
8/5 Xレイ 最後のエコノミクスアワー
考えることを最後までやめない
両者の意見は一見相反し、その違いとは受験回数。
■誰もが認める究極の?合格ノウハウ■
突然ながら、「2次」に合格する究極のノウハウはたぶんコレ。
・「2次」本試験で考えるブレをなくすべく、当日の解答手順を前日までに用意。
・当日は事前手順通りに機械的に処理。ここぞの勝負所は死ぬ気で考え安全答案。
・当日は事前手順通りに機械的に処理。ここぞの勝負所は死ぬ気で考え安全答案。
従い、当試験の解答手順を究極に高めると、
△読む→考える→書くではなく
○読む→極力考えない→書く。
ではなぜそう書ける人が今までいないか。また自力で考えたい初学スト生相手に、小遣い稼ぎの合格ノウハウ本がオススメされるのか?
それを失敗学のケースに学ぶ。
■失敗学~6年前の過ち■
noriの良記事で吹っ切れたので書くと、筆者はレアな1年目Sランク80%合格。
そんな奴が合格し、ブログなど書かせたら、そりゃもうマイノウハウのオススメしまくり。その結果、3人の方(1次500点以上)を不合格にさせた結果がこちら。
※今にして思えば、周囲に嫌がれることを6年書き続けた原点がここ。
では失敗学。いったい何が起きたのか。
・本来自力で合格実力に達する方が
・合格ノウハウで安易に合格実力に達すると
・失敗経験の少なさ故、高確率で本試験で失敗(=突き抜け答案)
だから大手受験校の「2次」教育は、知識主体で手順は抜き。それを知ってか知らずか、合格ノウハウ本をオススメしたがる現状はいただけない。
■本題:センス⇔ノウハウの休戦提案■
提案:初学スト生向け⇔多年度生向けの試験ブログを完全分離、棲み分けするのはどうか?
①非ノウハウ(初学者向け、本質論)
②ノウハウ(多年度向け、方法論)
当ブログらしく歯に衣着せぬと。この分離ができないのは、ボリュームゾーンの初学者向けにノウハウ本を売りたい商売っ気。そして確かに需要あり。
だがその商売っ気故に、合格努力・実力ある方をこれ以上不合格にして良いか?
挑戦1~2年目は自力。実力あってたまたま不合格、考えるのが怖くなる3年目以降はノウハウ。弱さと向き合うがごとく良記事が続けば、もう筆者の出る幕なし。
■だがそうでなければ■
ちょうど本日、8/11(祝)はロケットダッシュセミナーが各地で開催。従いこの提案の答えはすぐに出る。で、答えがNOならどうするか。
ノウハウや商売っ気を根こそぎ叩き潰す。
その方法は簡単で、ノウハウ超えるハウツーをブログで連日提供し、試験難化を更に加速。今から「2次」本試験まで、70日以上も連投できると思うと実は楽しみ。ではまとめ。
・スト合格者の多くは、自分なりのプロセスを自力で考え、たまたま合格。
・だが合格実力備えてたまたま不合格が続くと、考えることが怖くなる。
・事前に用意した手順通りに事例を処理し終えれば、考えずに合格可能。
・本来自力で合格する方が迂闊にノウハウ採用すると、失敗経験の少なさが仇。
byふうじん
1つの良記事が起こすラディカルイノベーション。
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by dojonagoya
| 2016-08-11 05:00
| 中小企業診断士試験