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【オープンイノベーション】合格率分析(戦略編)

え、まさか分母って俺のコト?
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資格受験界におき、一定倍率設定の試験で、見掛け上の倍率難易度を保つため、実力不足ながら参加させられる受験生を「分母」と称す。多年度合格実力者からすると、この「分母」が多いほど合格枠が増えるから、足を向けては寝られない。

だが同じ受験料払ってそう呼ばれたら、悔しいっ。そこで当記事は「分母」と呼ばせない戦略立案。


■なぜ分母を増やすのか?■

2ヶ月合格の世界は、常に環境変化の把握と対応からスタート。

なぜ診断協会は、「情報加点」「合格基準の柔軟化」という国家試験にあるまじき手を駆使してまで、「2次」受験者5,000人を確保を目指すのか?

それは予算があるから。という悪い冗談は抜きにして。

仮説思考のスタートは、考えられる選択肢の列挙から。

ア.「1次」出題難易度操作をやり過ぎと反省した。
イ.実は大手受験校と密約がある。
ウ.没問なく420点未達でも合格する可能性を示し、受験離脱を防ぐ(期待理論)。
エ.H28「2次」受験者5,000人を確保するため。
オ.H29「2次」の1次免除受験枠2,000人以上を確保するため。


「2次」で周囲と同じ合格答案書くには、「正しいものを選ぶ」より「間違いを落とす」姿勢で臨む。

ア.はなさそう。H22、24「経済調整」で反省するどころが、凶悪方向に進化。
イ.がもしあり得ても、それ言ったらおしまい。公序良俗に反するものは試験の正解にならない。
ウ.もあり得るが、それだけでこの悪行非常の説明には弱い。


エが一旦正解とし、オについて。H28の「2次」受験者構成は、H22とそっくり。H28は1次免除が多いため「1次」合格を減らしたいが、減らしすぎるとH24と同様H29の1次免除者が減りすぎ、バランスが悪い。だからこその合格基準柔軟化=分母を増やす

グラフ:2次受験者および合格者数の推移
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合理的推論
・H21⇔27、H22⇔28の2次受験者構成比が類似。この前提が2次=5,000人受験の前提。
・つまり、前年1次合格者が多いと翌年1次免除者が増えるため、翌年1次を難化させる。
・1次難化で合格者を減らすと、その年は良いが翌年の1次免除者が足りない(H23)。
・H28は一部科目の爆弾化で狙いを達成したが、合格者が減り過ぎたので調整でかさ上げ。
つまり今年の「救済組」には、今年も来年も分母の役割を期待。

あーもう、折角合格して嬉しかったのに、こんな記事読まされて悔しいっ。その悔しさを「合格バネ」にするのが次章。


■自分で考える合格=オープンイノベーション協力のお願い■

今年の難易度変化・柔軟化では、出題側がドヤ顔。

先記事で書いた「科目免除合格者の減」「合格者の若返り」「1次申込者数の増」など、H28「1次」は出題側の完勝に終わった印象。今宵、銀座で祝杯を挙げる姿が目に浮かぶ。あーやはり悔しいっ

だが当試験は、題意に添うことを強く要求。当ブログ、この題意を都合よく解釈し、あと7週間もうひと暴れ。ノウハウお伝え・思考停止・高齢/過年度化を洗いざらい蹴落とす気で満々。

市場を制すには、STPのセグメント・ターゲティングが不可欠。ノウハウ合格過年度化に抗い、自分で考え短期合格を目指す。で、「自分で考える」合格狙えるのは、以下の層。

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オープンイノベーションの協力依頼対象
①2年目Sランク生:1年目不幸にしてたまたま不合格。実力1年磨いて下り坂合格。
②初学スト生Aランク:2ヵ月あれば合格実力到達は十分。その先をどう戦うか。
③初学スト生Bランク:周囲が「分母」と呼ぶ層。あー悔しいっ
スト生Aランク2ヵ月合格⇔Bランク1.5ヵ月は一見大差いが、(ロケットダッシュ説の通り)4週間のブランクで知識が抜け落ちているのが大きな違い。やり方複数あるが、今年はとにかくノウハウ・ハウツー・書き方模倣で進め、知識はともかく答案の形だけは人並みにする作戦がある。
・それでも「合格答案」は書け、ラッキーパンチ合格は可能性あり。従い、今年はやれるだけやるのが上策か。
・一方上級生(2年目+過年度S)は、既存ノウハウの書き方重視を維持する方が合格しやすい。今から無理に新しい手法の採用は逆にマイナスか。
・なおノウハウを他人にオススメしたい方、ノウハウ本で小遣い稼ぎしたい奴=守旧派の参加はお断り。それには専用の場所あり。

■今日のまとめ■
今日は4記事大サービス。そして明日からは予定通り別シリーズの記事を、周囲より一足二足早く連投予定。

最後まであきらめず、合格するまで受け続ける連中ばかりが受かる試験で良いか?

もし診断協会の判断が、目に余るノウハウお伝え・思考停止・高齢/過年度化へのNOなら痛快。もう少し、自力で考える人が合格する方が妥当ではないか。そんなコト考えながら、ではまとめ。
・一生懸命挑み、やっと合格したのに「分母」なんて呼ばれたら悔しい。
・H22~23経験則から、H28合格基準緩和の狙いは、H29「2次」受験者数=分母の確保。
・オープンイノベーションへの協力依頼中。試験の現状に不満なら、自分の力で変えに行く。
・最後まであきらめの悪い高齢化に今年で歯止め。この好機にあと7週間で何を起こすか。
byふうじん
オープンイノベーションでミライを変える。

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by dojonagoya | 2016-09-07 00:51 | 中小企業診断士試験

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