バナナはおやつにはいりませんと掛け、
最後まであきらめてはいけませんと解く。
そのココロは、何をいまさら(怒)。
試験ブログの記事の質は、①試験の受かり方 ②その後一年の過ごし方の2軸で4分割可能。
当試験、合格するのも大事ながら、ビジネス実務での「合格後ののびしろ」も重視。「最後まであきらめない!」と連呼する奴らの属性を図で眺めてニヤリ。
■供給要因~筋の悪い応援■
この応援、何をいまさら?それは1年間の成長のなさ=「昨年の自分にアドバイス」。
グラフから読み取る仮説
・合格者の上位半分:「あきらめる事態を予想し回避」→合否半々50%
・合格者の下位半分:「最後まであきらめない!」→合格率20%
・当試験で「あきらめて試合終了」は、全体の3割に過ぎない。
・「最後まであきらめない!」ことで年500人が合格しているのは事実。
・でも「最後まであきらめない!」のに年2,000人が不合格なことを誰も言わない。
受験生の7割が合格実力到達済なのに、いまさら筋の悪い応援記事が供給される要因は、
自分は苦節数年合格したんだ。
(→そこから1年かけてゼロ成長)
→では昨年の自分にアドバイスしておこうww
で、合格者全体から見て、筋の悪いノウハウだけ供給される事態の説明が、
該当記事を書いたXレイ本人から以下補足。
商品(ノウハウ)の質に関する情報が、供給側(合格者)と需要側(受験者)で非対称的であるため質の悪い商品(ノウハウ)が市場に出回りやすい。要するに、何を言ってもバレないから合格者は言い放題。なので、受験者はノウハウ需要を減らした方がいいですよ。といったところでしょうか。
同じ観点から、試験の難化に関しても、掴んでみるまで合格者の質が分からない現行のシステムに嫌気のさした主催者が、より情報(実力レベル)の開示を求めた結果と捉えられますね。そうなると、試験難化の責任は我々合格者にあるようです。これは申し訳ない。
この解決策は簡単。ボクたちノウハウを上回る「誰でも知ってるハウツー」の無償公開を通じ、情報の非対称性を解消。2年目Sランクが主役の今年は、ノウハウ組の息の根を止める絶好機。
■答案に使う~1次知識■
ストレート逆転合格の根拠は、スッとでてくる1次知識。
当試験において、「1次」出題済の知識=正確には正答/誤答選択肢の言い回しは「天意」。例えばH23第13問「職務特性モデル」の正解選択肢イ~オは、「事例Ⅰ」でまるっと使える。
×H23第13問 Dランク
動機づけに関する概念モデルの1つに「職務特性モデル」がある。この概念モデルについての記述として、最も不適切なものはどれか。
×ア 個人の動機づけは、仕事の業績評価システム、上司や先輩を通じてのフィードバックの程度に影響される。
○イ 個人の動機づけは、仕事の出来栄えが社内の人々や顧客に、どれほどのインパクトをもたらすかの程度に影響される。
○ウ 個人の動機づけは、仕事の流れの全体像にかかわっている程度に影響される。
○エ 個人の動機づけは、仕事をうまく遂行する上で必要なスキル(技能)の多様性の程度に影響される。
○オ 個人の動機づけは、担当する仕事の範囲で、自主的に工夫して仕事のやり方を決められる程度に影響される。
当問題、Dランクだが良問。「職務特性モデル」は、部下をおだてて上手にタダ働きさせる時に欠かせない。その5つの要素を並べ、1つだけ捻る(=ボケる)パターンは教育効果が高い。手順として「職務特性モデル」と聞いたら、①技能多様性 ②タスク完結性 ③タスク重要性 ④自律性 ⑤フィードバックの5要素を頭に浮かべる。そしてアのボケっぷりにツッコミ。
要は「全知識」の内容さえ押さえればOK。でも直近5年ルール(出題者としては、古すぎず誰でも知ってるはずの直近5年分知識から出題したい)を活かし、「財務」「経営」「運営」をタテ解きしておく如才なさ位は発揮したい。
ご参考:過去問タテ解きシリーズまとめ
■イカサマに使う~診断士以外の知識■
他人並みのことやっても合格率=20%。ではどこでどう差別化?
試験ブログの「残念っぷり」とは、「周囲と同じことさえ書けば」の安心感。だから毎年ゼロ成長。ファイナルペーパーと問われ、「あぁシナリオ・プランニングのことね」とスッと脳内変換するセンス位がないと、短期合格はなかなか至難。
別に難しい話でなく。ただボケッとファイナルペーパーじゃなくって、
- 試験当日の行動予定をシミュレーションして書き出す。
- 予定した手順が上手くいく場合のベストシナリオを描く。
- 不測の事態が起きるケースと当日対応策を準備。
- 上記から自分の合格可能性を見積もり、ヤバそうな所は事前対策。
出典:
日経BPネット1⃣一度は客観的に考える
→未来は自ら切り開く2⃣クルマの未来
→都合良い未来だけを想像しない3⃣客観的に考える
→認知バイアス~悪い未来の想定不足4⃣シナリオ・プランニング
→始まりは軍事シナリオ5⃣石油危機シナリオ
→シェルとオイルショック 6⃣位置づけ
→企業における利用の広まり~組織学習7⃣10年後のミライの予想
→複数ミライを前提に先読み力を強化既に知られた通り、当試験は80%を不合格にすべく設計。「いまさらノウハウ」「オススメファイナルペーパー」の如く、受身passiveなことばかりするから、出題側に狙い撃たれてまた不合格。
逆に、出題側が捕捉しきれないような、他資格・ビジネス実務手法を持ち込み、「2次」を戦う。それを自慢げに答案に書くとDランク=一発退場だから、答案では猫をかぶって同質化。事前準備で差別化するのが最速合格。
■今日のまとめ■
試験ブログの有難みは、一度合格実力に達すると、昨年合格者の質感が手に取る様にわかること。
「レモン」市場知識を応用し、合格者の下位半分の主張=「筋の悪いノウハウ」だけやたら過剰供給と知る。だからそれ蹴っ飛ばしてこそ今年の合格。ではまとめ。
・最後まであきらめてはいけません? 何をいまさら(怒)。
・筋の悪い合格ノウハウばかり供給される背景の説明が、「経済」H22第16問。
・「2次」回答に使えそうな言い回しを、「1次」過去問選択肢からこっそりキープ。
・シナリオ・プランニングなど「1次」未出題知識はイカサマ専用。回答には使わない。
byふうじん
「1次」過去問タテ解きの伏線を無事回収
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