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【TAC動画チャンネル】早期スタートが合格の決め手~2017年合格目標

朝イチでクリック(投票)→ランクUP→1次記事に注目→競争原理で質向上。今月一杯実験中。


「ボク達が受験生を応援します!」は過去。読み手が「応援したい」ブログを選ぶミライが始まる

「2次」受験4,500人×19%
=855人合格(最低ライン)
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12/9(金)の2次合格発表が近づくと、当ブログも少しそわそわ。これ診断士界の歳末恒例くじ引き大会の結果発表であるとともに、試験ブログが筆を競った「合格仮説」の検証機会。
  • 合格者数、合格率は何%か。
  • 世代年齢別には何%か。 (←高齢化、過年度化)
  • すると何人が2017年「2次」再挑戦し、「1次」難易度がどう調整されるか。
発表後速やかに記事をUPするため準備したシナリオに基づくと、2016年「2次」合格者が855人を下回ることはまずない。そして1,000人に近づくか、またはそれを超えるかに注目。そこでこの合格者数設定の諸説から。


■諸説~「2次合格者数」はどう決まるか■

諸説:定率説、総得点説、実務補習枠説、協会会費収入説、「ボクでも合格!」効率的市場仮説

でも当試験、「ボクの意見が正解に違いない!」と声高に主張すると落ちやすい。実際は上記の組み合わせ、一言でいえば「匙加減」。昨年と今年が同じ匙とは限らない。そして当ブログの見解は、

難関試験としてのブランド価値向上説


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では、855~1,000人チョイの幅と言われる2016年「2次」合格者数を決める要素は何か?
  1. 定率説 4,500×19%=855人
  2. 総得点説 その年の難易度により変動
  3. 実務補習枠説 1,000人~
  4. 協会会費収入説 1,000人~
  5. 効率的市場仮説 最終的には皆同じ答案 ~その年の診断協会の気分次第
もちろん複数要素の組み合わせであり、どれか1つ=正解ということはない。でも、

あー、得点開示で「Ⅳ」の手抜き調整バレバレ。もう「Ⅳ」で差がつかないよう簡単にしておこう

との出題心理上、「総得点説=絶対評価」はまずない。すると①定率説+⑤その年の気分説は有力。え、「その年の気分」が何かって?

その有力解が、難関試験としてのブランド価値向上説。つまり昨年合格者の出来栄えを見て、筋の悪い合格者が増えすぎない様に枠を設計すれば良い。出題側の心理を勝手に忖度すると、

お揃いのTシャツで本試験会場に出没する合格者サークルは、1人でも多くお引き取り願いたい。

※お揃いのTシャツ=試験の品格を損なう。1人で行動できないお子ちゃま。例えばあのTシャツを着て、本試験会場前に1人で立てる勇気がある奴はいない。それが集団なら「怖くない」のは社会欲=つながっていたい。高校の文化祭レベル。なお周囲が「自分はああはなりたくない」と考えるのが自然であり、承認欲=どうボクってすごいでしょ=は達成されない。


■TAC動画チャンネル:早期スタートが合格の決め手■
さて昨日、2次対策併用でスト合格 との主張に少なからぬ方が驚き。説としてまだ荒く、記事読んで「勉強会」スタートすることは全くオススメしないが、この程度の突飛な思考なくしてスト合格などできっこないのも観察事実。

ところで、1次試験前に2次対策をスタートできるのは大手受験校TAC公認。ではどう公認なのか? 留意点は何か? 完全無報酬当ブログならでは、無料動画の口コミ受け売りで検証。
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■Ⅰ.導入期■

本格講義スタート前、余裕のある方には「アプローチ講義」。

アプローチ講義とは、10月基本講義スタート前の集客策(=受験生の早期囲い込み)として、
  • 2次試験問題をチラ見し、
  • 1次で学ぶ知識がどう使われているかを知る。
  • 基本は講義開始前のヒマつぶしだが、秋冬開講後もWeb視聴で学習可。

<視聴した感想>
「1次」通学クラス生の100人中40人が本試験前にリタイア、30人が「1次」不合格なので、アプローチ講義などより「1次」過去問5年分を解く方が遥かに得点UP。でも、
・「2次」のゴール感を知り、「1次」対策スタートするのは無駄でなく、
・それでヤル気出る、また受験校教室や講師の稼働率UPになるなら一石二鳥。
・またWebによりいつでも視聴できるなら、「2次」対策の選択肢を増やして損はない。

つまり、あって良いけどなくて良い=まず合否に影響しないから、未受講であっても慌てない。繰り返すけど、この講義より過去問を1周解いておくのが短期合格センス。


■Ⅱ.基本講義■

「1次」7科目を各4~10コマ、計47コマ。このコンテンツが大手受験校の合格競争力。

基本講義とは、10月開講~4月「中小」終了までの知識インプット期。
  • 2.5h講義+予復習+問題演習で、知識をインプットする学習ペースを確立。
  • 各科目最終回は養成答練を行い、知識の理解度・定着度をチェック
  • 2次に関連する「経営」他の主要3科目を終えた後、2次スタートアップ講義。
  • 知識を一通り知った状態で「2次」を概観し、「2次」対策の先取り効果。

<視聴した感想>
別シリーズで書いてる通り、「2次」の合否を、
・受験回数の差と考えるのが過年度生
・基本講義における「1次」知識の量と質の差と考えるのがスト合格者

ここで注意したいのは、Web動画ではここを「知識のインプット」「答練は理解度チェック」と伝えているが、
・基本講義期は
知識インプットと同時に問題集アウトプット平行
・養成答練は、出題内容を予想し毎回80点=ここで「1次」合格レベル
・答練80点
(知識の橋げた)=一度終えた科目は5月完成答練期まで復習不要
とするのがスト合格者。大手受験校の
万人向けセールストーク⇔競争実態の間にこの辺りから微妙なズレがあることに気付くことも短期合格センス。



■Ⅲ.1次直前期■

具体的・実戦的な問題演習や模試を通じ、合格実力を備える。

1次直前期とは、①1次完成答練7科目x2=14回 ②1次公開模試 ③1次最終講義で構成。
  • 実戦=過去問レベルの予想問題を週2回ペースの答練で解く
  • 問題を通じ知識を定着し、本試験対応力を高める。
★ただし2~4月の暗記3兄弟講義期に比べ、藪から棒に難易度UP。

<視聴した感想>
養成答練がスピ問レベルを問うのに対し、完成答練は過去問レベルの予想問題を問う。従い、基本講義を人並みペース、錆びついた知識で立ち向かっても歯が立たないのは当たり前。逆にスト合格者がここを70点ペースで通過できるのは、
・高得点した養成答練・スピ問を瞬時に解き直して知識を蘇生し、
・基本講義で教わった知識から養成答練未出題の点が出ると予想し、
・予想のヤマを当てて70点。予想センスを磨いて次の科目に備えるから。

ここもやはり受験校セールストーク⇔スト合格感にはギャップあり。また
・1次模試は本番『として』受ける
・1次最終講義など、法改正などの変化に備えたバッファであり、あてにしない
位は見極めるのが短期合格センス。



■Ⅳ:1・2次ストレート本科生PLUS■

上級生クラス講義の切り売りで、「2次」早期対策ができるのが「PLUS」。

TACでは、通常の「1・2次ストレート本科クラス」だけでもかなりの学習量ながら、もっとボリュームがあっても良い方向けに、早期「2次」対策ができる「PLUS」を用意。
  • 12月の「2次スタートアップ講義」で、自分はイケると判断したら追加受講可。
  • 事例Ⅰ~Ⅳにつき、簡易演習・事例演習を各1回。
  • 5月連休の「2次チェック模試」受検までをパック化。
  • PLUSではボリューム多すぎる方には、「アプローチ講義」のWeb受講を用意。
<視聴した感想まとめ>
今の難関化した「1次」対策をうっちゃり、「2次」対策に早期できる需要が何人いるのか?の疑問はがあれど、「PLUS追加受講」「アプローチWeb受講」などの選択肢をTACが用意できる根拠は、


  • 上級生クラス講座の切り売り、録画済動画のWeb販売だから、
  • 提供側に追加コスト(変動費)がかからない。
  • そこでごく安価に提供できる。
そして安価に提供された選択肢をいかに活用するかは自分次第。また自分で選んで決めたからこそ満足度も高くなる。

診断協会に負けじと、大手受験校だってマーケ知識を活かして商売上手。そして知識資本に追加コストはかからないから、「1次」対策は早期スタートしやればやるほど収穫逓増


■今日のまとめ■

試験勉強の息抜きに、お子様ブログを、読んで安心・ほっこりするのも悪くない。

だが、
  • 診断協会は合格者の質と試験のブランド価値の向上
  • 大手受験校は収益機会の最大化(受験生の囲い込み)
  • 合格者サークルは次期合格者1,000人に群がり甘い汁を吸おう
と丁々発止するのが当試験。まさか「受験校にさえ通えば合格まで連れて行ってくれる」受け身の方は当ブログなど読まないとは思うけど。ではまとめ。
・「2次」合格者数は何かの恣意性により決まる。皆が仮説を持ち、固唾を飲んで発表待ち。
・スピード勝負の時代のスト合格者は、1次試験前から2次対策を開始?
・TACスト講座は、Ⅱ基本講義+Ⅲ1次直前期の2本柱。ここは長年変わらない。
・2年目上級生用の講義をなぜ切り売り?その存在を訝り、12月から戦いが始まる。
byふうじん
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by dojonagoya | 2016-12-04 05:26 | 中小企業診断士試験

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