2017年 01月 15日
【ストレート合格の手応え】「経済学」初日
・「経済学」とは、現状を観察ししミライの予想に役立つツール。
・その手口は、モデル化+仮定+因果。具体的には、A⇒B、B⇒C、C⇒Dなら、A⇒D。
・つまり、風が吹いたら桶屋が儲かる。その仮定にのるかそるかは自己判断。
・「1次」合格者数は「2次受験5,000人」から逆算。2017年は前年比+1,000人増の易化。
・その時、易化→荒稼ぎの筆頭が「情報」「中小」。
・一方、難化科目を用意し「足切り」を行えば、合格者が増え過ぎた時の調整弁。
・その最右翼が「経済」。過去2回(2010年、2013年)実績あり。
・2017年は、「1次」も「2次」も合格者数増=「スト合格の当たり年」と予想。
・この時「1次」スコア=知識スキルは、GRIT公式によりスト合格率に直接影響。
※「1次」模試の点数は「2次」合否に全く影響しない説 と真逆で対立。
・「420点取れば良い」でなく、「経済」「情報」「中小」は、難化年のレベルで準備。
・「経済」は2014~2016の3年連続易化。周囲が手を抜く今年はスキル差別化の狙い目。
・易化予想で難化すると落ちて問題化。難化予想して易化する分には怒られない。
「経済」は今週開始。時間ない方は過去問5年分を解いて予習に代える。
A:予定した内容を予定以上にクリア →その先の視界が開けて下り坂。
B:なんだかよくわかんないや →まだまだしばらく視界不良の登り坂。
・「1次」は主に4択のマーク試験。なんとなくでも挑戦可能。
・「1次」過去問を適当に解くと、普通45~55点。これに+10点するのが「1次」対策。
・「1次」の基本は広く浅く。どんな論点が問われるか、眺めるだけでも予習効果。
・過去問を解いて予習すると、「経済」講義で学ぶ知識は「一度聞き覚えのある」ことばかり。
・理解不足→過去問先送りが典型不合格パターン。講義→すぐ過去問でココ回避。
・「経済」に割ける時間は多くない。基本講義で今すぐ「得意化」しないと負けパターン。
なんだコイツ。こんな点数なら、たいしたことないな。
→大学で履修済、また「石川の経済」など、早め深めの理解で勝負。
受験校解法派
→初学者を合格レベルに持ち上げるのが受験校。平年60、難化年40点は取れる。
受け身ポカン派
→予習もせず「経済」突入。でもあちこち拾い集め、「1次」420点なら取れる。
- 出題側・受験側の現状を分析し、定量的に示す。
- 自体験=マイノウハウのオススメでなく、「今やるならこれがベスト」の合格仮説。
- 受験生を応援するのでなく。本物受験生の力を借り、仮説検証してこそ当ブログ。
過去問予習の最大効果とは、正答率A~Eランクの把握。
- 頻出AB 40%
- 最後の2択CD 40%
- 捨て問D'E 20%
- 青~赤の横棒グラフが、正答率A~Eランクの分布。
- 筆者がH24→H28の順に、深く考えず1回40分程度で解いた点数が丸数字。
- 同じ問題を繰り返し出題する易化年は点が伸びる。
- H25は難論点ではないが、深く考えないと間違える様に作問。
- H28は易化だが、H27も恐らくひっかけあり。そう意識して練習開始。
マクロは変化球がやや多い。
- 試験対策上、このグラフが最重要。解きっぱなしではなくどの論点かを明確化。
- 5年分計なので、一般に1論点2マーク、消費者行動のみ3マーク出題。
- ただし年度のブレがあり、頻出論点が出題されない年もちらほら。
- 論点ごとの難易より、年ごとに恣意的に難易度を変えて出題してくる。
- 「1次」対策はラクでなく、安きに流れがち。
- 受講生同士で「420点とればいいんだよ」「ボクはやればできる」と傷をなめ合い、
- 5月、7月に青ざめる光景は毎年のお約束。
・講義→過去問でなく。過去問予習→講義の方が、どう考えても合理的。
・①理解の本質 ②受験校解法 ③受け身でポカン。過去問解けば自分のスタイルが決まる。
・「経済」は常連論点を、年ごとに恣意的に難易度を変えて出題。易化傾向に甘えない。
<予告>
・当ブログは、今から2週で「スピテキ斜め読み」、そのあと2週で「過去問タテ解き」を連投。
・周囲は「経済」を苦手にしがち。易化年なら90点、難化年でも50点取るのがスト合格者。
・「経済」の単純モデル化→仮定仮説の手法は応用化。対過年度生の差別化ツール。