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【ストレート合格の手応え】「経済学」初日

朝イチでクリック(投票)→ランクUP→1次記事に注目→競争原理で質向上。今年も当面実験中。


「ボク達が受験生を応援します!」は過去。読み手が「応援したい」ブログを選ぶミライが始まる

今年の「経済」は大荒れ。
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なぜそんな予想をするか?
・「経済学」とは、現状を観察ししミライの予想に役立つツール。
・その手口は、モデル化+仮定+因果。具体的には、A⇒B、B⇒C、C⇒Dなら、A⇒D。
・つまり、風が吹いたら桶屋が儲かる。その仮定にのるかそるかは自己判断。
・「1次」合格者数は「2次受験5,000人」から逆算。2017年は前年比+1,000人増の易化。
・その時、易化→荒稼ぎの筆頭が「情報」「中小」。
・一方、難化科目を用意し「足切り」を行えば、合格者が増え過ぎた時の調整弁
・その最右翼が「経済」。過去2回(2010年、2013年)実績あり。
ではどうするか?
・2017年は、「1次」も「2次」も合格者数増=「スト合格の当たり年」と予想。
・この時「1次」スコア=知識スキルは、GRIT公式によりスト合格率に直接影響
「1次」模試の点数は「2次」合否に全く影響しない説 と真逆で対立。
・「420点取れば良い」でなく、「経済」「情報」「中小」は、難化年のレベルで準備。
・「経済」は2014~2016の3年連続易化。周囲が手を抜く今年はスキル差別化の狙い目。
・易化予想で難化すると落ちて問題化。難化予想して易化する分には怒られない。
うだうだ書いたけど。

「運営」養成答練で、予定通り80点を超えたか。
「経済」難化を想定し、今週「経済」1コマに向けどう準備したか。

スト合格層=初学者の上位5%は、年ごとの科目難易度を想定し入念に対策。また、ボクたちみんなお友達で傷をなめ合う自称先輩合格者!とは別物。もうお願いだから一緒にするな。


■今から間に合うスト合格ハウツー■

「経済」は今週開始。時間ない方は過去問5年分を解いて予習に代える。

資格受験にはいくつかの「峠」があり、そこに立つと視界が開ける。「経済」1コマ目もその一つ。

A:予定した内容を予定以上にクリア →その先の視界が開けて下り坂。
B:なんだかよくわかんないや →まだまだしばらく視界不良の登り坂。

自分=Aと思う方は既に入念な準備。でもその準備に追いつく方法がまだあって、

過去問5年分を解いて予習に代え、「経済」1コマ目を迎える。

なぜそうなのか?
・「1次」は主に4択のマーク試験。なんとなくでも挑戦可能。
・「1次」過去問を適当に解くと、普通45~55点。これに+10点するのが「1次」対策。
・「1次」の基本は広く浅く。どんな論点が問われるか、眺めるだけでも予習効果。
するとどうなるか?
過去問を解いて予習すると、「経済」講義で学ぶ知識は「一度聞き覚えのある」ことばかり。
・理解不足→過去問先送りが典型不合格パターン。講義→すぐ過去問でココ回避。
・「経済」に割ける時間は多くない。基本講義で今すぐ「得意化」しないと負けパターン。
では現時点で筆者が過去問5年を解いた結果がこう。

2012年 60点
2013年 44点
2014年 68点
2015年 56点
2016年 80点
※2016年は易化。Xレイが解くと96点。


■過去問活用スタイルの3通り■

なんだコイツ。こんな点数なら、たいしたことないな。

恥ずかしながらその通り。実はここで出題者がニヤリ。筆者のような受験校解法型の試験対策をすると、合格点こそ取れるが揺さぶり変化に弱い。そこで「経済」対策は主に以下から3択。
本質理解派
→大学で履修済、また「石川の経済」など、早め深めの理解で勝負。
受験校解法派
→初学者を合格レベルに持ち上げるのが受験校。平年60、難化年40点は取れる。
受け身ポカン派
→予習もせず「経済」突入。でもあちこち拾い集め、「1次」420点なら取れる。
自分が合格する方法くらいは自分で選ぶ。当試験で自分の意見を主張する奴は落ちる。たまたま合格して舞い上がり、マイノウハウこそ正と自慢・主張する奴は相手にされない。
  • 出題側・受験側の現状を分析し、定量的に示す。
  • 自体験=マイノウハウのオススメでなく、「今やるならこれがベスト」の合格仮説。
  • 受験生を応援するのでなく。本物受験生の力を借り、仮説検証してこそ当ブログ。


■過去問5年傾向と分析■

過去問予習の最大効果とは、正答率A~Eランクの把握。

TAC過去問題集の最大の特徴はデータリサーチによる正答率A~Eランク。
  • 頻出AB 40%
  • 最後の2択CD 40%
  • 捨て問D'E 20%
捨て問D'Eは追わず、頻出ABを当て、CDランクは最後の2択まで絞る。さすれば60点クリアとするのが受験校指導。ではどこがどうA~Eなのか、筆者の5年分○×スコアを含め、グラフで提示。

平均点は、年度により出題側が恣意的に操作
2013年は「得点調整」+4点実施
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  • 青~赤の横棒グラフが、正答率A~Eランクの分布。
  • 筆者がH24→H28の順に、深く考えず1回40分程度で解いた点数が丸数字。
  • 同じ問題を繰り返し出題する易化年は点が伸びる。
  • H25は難論点ではないが、深く考えないと間違える様に作問。
  • H28は易化だが、H27も恐らくひっかけあり。そう意識して練習開始。

ABランクは必ず当てる。
そしてCの半数を当てれば60点。
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  • このグラフは、自分で解いた5年分の○×マーク数を、正答率ランクとミクロ⇔マクロに分けて図示。
  • BとCは間違えた理由を考える。Cは2択まで絞れたかもチェック。
  • Dはなぜ当たったかの理由を考える。復習は後回しでOK。
  • 筆者の○×は年度で乱高下するが、ミクロ⇔マクロの得手不得手はなさそう。

ミクロは対策しやすく、
マクロは変化球がやや多い。
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  • 出題マーク数は、ミクロ12、マクロ13が基本。
  • ミクロは教科書通りオーソドックスな出題が多く、今の所点を稼ぎやすい。
  • マクロは論点がやや分散。統計のトンチ問題も加わり、やや出た所勝負。

出題領域ごとに、年1~3マークを出題
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  • 試験対策上、このグラフが最重要。解きっぱなしではなくどの論点かを明確化。
  • 5年分計なので、一般に1論点2マーク、消費者行動のみ3マーク出題。
  • ただし年度のブレがあり、頻出論点が出題されない年もちらほら。
  • 論点ごとの難易より、年ごとに恣意的に難易度を変えて出題してくる。

と、こんな感じで過去問を分析していくとこんな仮説が浮かぶ。

「経済」は、得手不得手なく、広い論点をまず浅くカバーすることで高得点。


■今日のまとめ■
当ブログ「1次」記事は、①観察した客観事実+②合格仮説で構成。何かをオススメすることはないし、お代も頂戴しない。※試験と競争の質を日々進化させる「達成感」こそ報酬。
「経営」「財務」「運営」と答練80点ペースで進めば、自分の学習スタイルは確立済。そこに「経済」で、過去問5年分で予習するスタイルを追加。

とっくに採用済ならより精度を高く。未採用なら「あぁこれがスト合格者の学習ペースか」と手応えを得、この先の学習ペースを見直す。
  • 「1次」対策はラクでなく、安きに流れがち。
  • 受講生同士で「420点とればいいんだよ」「ボクはやればできる」と傷をなめ合い、
  • 5月、7月に青ざめる光景は毎年のお約束。
そんな方々を足元に見下ろし(みおろし)、「経済」1コマ目に挑む。ではまとめ。
・2017「経済」は荒れ、得点調整実施へ。難化を予想して手を打つ分には損しない。
・講義→過去問でなく。過去問予習→講義の方が、どう考えても合理的。
・①理解の本質 ②受験校解法 ③受け身でポカン。過去問解けば自分のスタイルが決まる。
・「経済」は常連論点を、年ごとに恣意的に難易度を変えて出題。易化傾向に甘えない。

<予告>
・当ブログは、今から2週で「スピテキ斜め読み」、そのあと2週で「過去問タテ解き」を連投。
・周囲は「経済」を苦手にしがち。易化年なら90点、難化年でも50点取るのがスト合格者。
・「経済」の単純モデル化→仮定仮説の手法は応用化。対過年度生の差別化ツール。



byふうじん
ストレート合格は、勢いではなくリズムで勝負。

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by dojonagoya | 2017-01-15 05:53 | 中小企業診断士試験

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