え、またかよ。←いやそう固いこと言わず。自分の合格のためなら多少のイカサマを厭わないのがスト合格者。
記事の修正、質向上のコメントをぜひお願いします。
- 修正:誤りを指摘。
- 補足:別な見方、またこの言い回しが良いのでは。
- 提案:もっと上手にやる方法あり。
- 要求:もっと試験の役に立つ記事を読ませろ。
注:コメントはお名前(省略可)のみ入力、メールアドレス入力欄はありません。なお承認必要な設定となっており、投降後ブログ反映まで少々お時間いただく様です。
試験ブログというのは。
- 読み手の支持(ポチッ)が増えるほど注目度が増し、
- 注目度が増すと周囲の追随で競争が起き、質が向上。
- 質の向上には、読み手コメントによる参加型が効果的。
- 参加型→顧客愛顧→口コミ増→影響力拡大→1次対策の質向上。
- 対策の質向上→「1次」合格者増→「2次」合格枠増→パレート効率。
うん、「経済学」は学べば学ぶほど、また使えば使うほど血になり肉になる実感。そして初学スト生の「1次」「2次」標準学習時間は800h : 200h、つまり必要な情報も8:2。でも今のお子様ブログまかせではその真逆以下。なので外部の力で是正が必要。
さて今日から#7~#9斜め読みは、政府の政策がGDPに与える影響を読み解く核心論点。GDPを増やす話に備え、新旧両方でポチっと一息すると「1次」記事の供給増。
#7~9では、IS、LM、AD、ASの4つの曲線。これがマクロの核心論点。
と覚えた答を使って解く。
- ミクロに比べ、マクロの曲線は導出過程が長く、面倒。
- かつ実物経済を相手にするため、応用や変化の場合分けも多い。
- すると同じようなグラフのシフト・傾き変化ばかりで頭が混乱。
- 論点や答を覚えず、その場で考えて解くのは無謀(→最後の2択で悩む)。
- でも最低限、論点や答を覚えれば、最後の2択は高確率で正答。
- まず解法暗記で答え(最後の2択)を当てる力を備え、
- 学習制約時間の中で、深い理解や諸論点の暗記に努める。
章 | 節 | 項目 | ランク |
---|---|---|---|
§7財市場の分析 | |||
財市場 | ①基本的な考え方(マクロ経済学) | A | |
1マクロ経済学の分析対象 | A | ||
2マクロ経済学における市場 | A | ||
②基本的な考え方(財市場の分析) | A | ||
古典派とケインズ派 | ①財政政策と金融政策 | S | |
②消費 | S | ||
1ケインズ型消費関数(政府部門考慮なし) | S | ||
2ケインズ型消費関数(政府部門考慮あり) | S | ||
均衡国民所得の決定 | ①総需要 | S | |
②総供給 | S | ||
③均衡国民所得の決定 | S | ||
1均衡国民所得の決定 | S | ||
2生産量による調整 | S | ||
乗数理論 | ①乗数理論 | ||
1投資乗数 | S | ||
2投資乗数理論の考え方 | S | ||
3政府支出乗数 | S | ||
4租税乗数(定額租税) | S | ||
5租税乗数(定額租税)の考え方 | S | ||
6均衡予算乗数 | S | ||
7租税が国民所得に依存するケース(定率租税) | S | ||
8総需要管理政策 | S | ||
需給ギャップ | ①完全雇用国民所得 | S | |
②デフレギャップ | S | ||
③インフレギャップ | S | ||
IS曲線 | ①投資関数 | ||
1投資の限界効率 | S | ||
2投資関数 | S | ||
②IS曲線 | |||
1IS曲線の導出 | S | ||
2IS曲線の形状、領域、傾き、シフト | S | ||
1)投資の利子率弾力性 | S | ||
2)限界消費性向 | S |
「聞いてわかったつもり」より、「自分なりの理解」を一口メモ。
①財政政策と金融政策
②消費
1ケインズ型消費関数(政府部門考慮なし)
2ケインズ型消費関数(政府部門考慮あり)
「マクロ経済学」の目玉論点は、古典派⇔ケインズ派の学説論争。だが診断士「1次」はマークシート。古典派がそう、ケインズ派がこう、といった理論の理解は問われない。従い、こんな感じにざっくり理解。
- 古典派:市場が機能し(供給主導)、政府の介入不要。←ミクロ経済学の立場。
- ケインズ派:需給ギャップの考慮上、政府の介入必要(有効需要)。←マクロ経済学の立場。
消費C=限界消費cY+独立消費C0
3均衡国民所得
①総需要
②総供給
③均衡国民所得の決定
1均衡国民所得の決定
2生産量による調整
「均衡国民所得」とは、総需要⇔総供給の交点。この時②総供給は傾き45度の直線で、①総需要は「ケインズ型消費関数」から求まる切片を持つ緩い直線。P.216の図はこの後需給ギャップ(インフレ/デフレ)でも使うが、その前に「乗数理論」を学ぶ。
4乗数理論
①乗数理論
1投資乗数
2投資乗数理論の考え方
3政府支出乗数
4租税乗数(定額租税)
5租税乗数(定額租税)の考え方
6均衡予算乗数
7租税が国民所得に依存するケース(定率租税)
8総需要管理政策
診断士「経済」では、他論点と関連させず、「乗数理論」だけで1マーク出す。従い余計なこと考えず、問題解いて答えを覚える。
スピテキP.217設例を使い、45度線分析YS=YDで均衡GDPを求めると、投資乗数1/(1-c)が得られる。
- (1-c)は<1。
- 従い、1/(1-c)は>1。
- 従い、1投資すると、均衡GDPは1以上増える。
より詳しい解説は別に譲り、この勢いで政府支出・租税・均衡予算乗数などの「過去問を解ければOK」。
5需給ギャップ
①完全雇用国民所得
②デフレギャップ
③インフレギャップ
出題頻度は低いが、理解で解ける大事な論点。どちらがデフレでどちらがインフレ。その時政府はどんな政策を取るか。スピ問使って2択は必ず当てる。
片や現実の日本経済は、
- 人手不足にありながら、
- それが需要超過によるものでなく、少子高齢化による需要減少を伴うため、
- 日銀がいくら資金をジャブジャブ供給しても、インフレの気配すら見えない。
6IS曲線
①投資関数
1投資の限界効率
2投資関数
IS曲線とはInvestment投資とSaving貯蓄がどうしたああした、という話はスピテキ様に任せ。当記事は斜め読みだから、理屈より先にズバリ結論押さえる。
覚え方としては、「財務」知識とセットで「利子率を下回る案には投資しない」でも良し。「利子率が下がると、社長が急に欲を出して投資したがる」でも良し。
.
②IS曲線
1IS曲線の導出
2IS曲線の形状、領域、傾き、シフト
1)投資の利子率弾力性
2)限界消費性向
ここで今日の親玉IS曲線が登場。
IS曲線=財市場を均衡させる利子率iと国民所得Yの組合せ、と覚えても良いが、
IS曲線=横軸Y、縦軸iのグラフ上の右下がり曲線、とだけ覚えても点は取れる。
(左)右シフトさせる=政府支出G↑、租税T↓は覚える。
.
なお独学者向けには、受験校通学クラスの「経済学」とは、理屈を丁寧に教えるより、テストの点を取る解き方覚え方を中心に講義するんだよ・・とこっそりリーク。
①基本的な考え方(マクロ経済学)
1マクロ経済学の分析対象
2マクロ経済学における市場
②基本的な考え方(財市場の分析)
- 古典派理論(セイの法則)⇔ケインズ理論(有効需要)の喧嘩の始まり
- 財市場→貨幣市場→労働市場とつながる一連の分析の始まり
・本日#7の論点ミシュランは、ずらり★★★Sランク揃い。
・古典派⇔ケインズ派の違いは、「マクロ」全体を通じ問われる重要論点。
・その勢いで、均衡国民所得→乗数理論→需給GAP→IS曲線まで理解でつなぐ。